薬剤師が匿名且つ余力でできる個人としての活動

匿名、というのは良くも悪くも非常に重要な要素です。

薬剤師として何かその職能を発揮したいが、所属組織に影響を与える(または与えられる)ことが悩ましい。という意識は、意欲的に活動したいと思う薬剤師に多く潜むものだと思います。

それは薬剤師という職に携わる多くが、昔から株式会社や有限会社などの「社員」であったことが大きいのかもしれません。社の一員として、個々人の信条よりも会社の利益追求を選ばなければならないという葛藤は誰しも持つものだと思います。

そんなことを思いながら、ふとTwitterを見ていたところ見つけたツイートがありました。

確かに、googleでもTwitterでも検索すればすぐに医療用医薬品の売買が表示されます。

特にSNSにおける向精神薬の個人売買は顕著です。

思いたって調べてみると、前々から厚生労働省にこんなページがしっかりとあるのですね。

医薬品医療機器等法違反の疑いがあるインターネットサイトの情報をお寄せください!

(2)事業者の住所が分からない場合又は海外の事業者の場合

イ. 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課にメールで連絡。
下記を参考にメールを作成してください。

ということで、別段意識の高さが必要というわけでもなく、匿名で、個人でできる範囲で、余力でできるという、ぬる~い活動ができないかなと思い、何かしら個人でできる薬物乱用防止の活動なんかができたらいいなと空想していました。

幸いにもTwitterでは日々研鑽に勤しむ薬剤師の方を見る機会も多く、blogなど発信側に居る方も多いのですし。

Twitterで報告してアカウントを凍結するだけでは、臭いものに蓋をするだけでは、意味がありません。違法であれば、法的に罰せられるのは必然です。(そこまでの行動をメールの報告で厚労省が起こせるかはわかりませんが)

医薬品流通の万人として、薬剤師個人が何を為せるのかということの答えにも近づくのかなと(個人的には)思います。

新人や学生には、よく薬剤師法第一条を大事にしなさいと伝えるのですが、特に下線部です。

第一章 総則
(薬剤師の任務)
第一条 薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

情報や物品の流通が劇的に進歩した現代では、この部分が一番重要ではないでしょうか。

医薬品の供給とは、一方的に与えて渡すことだけではなく、与える側と受け取る側の、その流通をコントロールすることも含まれると思っています。

「物事の判別」というのは誰にでもできる当たり前の技術ではありません。

倫理と知識、経験に基づいた「責任ある決断」というのは、専門職にしか行えないことだと思います。

と、まあ思い立っただけですので、まだ計画も何もありませんが、草の根運動だとしても、意味はあるものと思います。

「今こそ立ち上がれ」と言われても様々な事情から名乗ることのできなかった薬剤師達が、立つことはできなくとも、その手を上げる勇気が持てればいいなと思います。

何もかもが、ふと思い立って書いただけですので、いつものコーディングのレポートとは逆に支離滅裂になっているかもしれませんが、数は力です。興味のある方は是非ご一緒にどうでしょうか。

少しでも賛同する方がいれば、引き続き同じテーマで方法なども書いてみようと思います。