まあどれもそうなのですが、結局PMDAも社会保険診療報酬支払基金も厚労省も全て公開データに統一性が無さ過ぎるのです。
例えば社会保険診療報酬支払基金の経過措置などのデータは全て医薬品コードで表記され、こちら側で医薬品コードや薬価コードを手持ちの医薬品名データと紐付ける必要があります。
その医薬品名データは厚労省の医薬品マスタだったり、社会保険診療報酬支払基金のマスターデータだったりします。ちなみにこの2つは表記方法が異なっています。
何ならそれらのエクセルデータは数字が表す意味をPDFでマニュアルとして配布しているので、そのマニュアルが無ければ、そもそも何が何を意味してるのか皆目検討も付きません。
それら数種類のデータを統合してパターンマッチングを行い、自動転記しているのが医薬品等承認情報や新規医薬品・経過措置情報の自動転記システムです。
実際、かなりグレー(というかほぼ黒)なシステムですが、これが無いと適切且つ的確な情報をMRやPMDAのホームページぐらいでしか得られないというのもおかしな話です。
Twitterなどでも情報は流れてきますが、MRの場合も同様ではあるのですが、それら伝聞の情報は極めて一時的で少量です。
情報はMRに頭下げさせながら紙ベースで得ないとプライドが許さない、というようなご高齢のお偉い方々にはいつものように恫喝されそうですけれども、自分は自分ですので変わらずマイペースにやっていきます。