最近、なんやかんやでいろいろ作ってみました。
基本的には計算系アプリが多いのですが、裏で動作している内容が少しずつ異なっています。
STR型からINT型への処理や、STRからDATE型への処理の仕方など、手探りですが楽しいです。というより、自分自身の業務効率化が目的ですので、UIが相当簡素ですがそれもまあ良いかという感じで…。
雑誌なんかと違って、専門書はなかなかいい値段しますし、アプリひとつ100~300円ぐらいでサーバー代や参考書代程度に収益化できるといいんですけどね。オールインワンで500円とか、機能追加で+100円とか。まだお金を取れるようなレベルのアプリケーションにはなっていませんけどね。
まず最初に作ったのがこちらの散剤⇔錠剤の変換器。
これは入力された文字(STR型)を数字(INT型)に変換して、内部で計算させるだけなので比較的簡単でした。とは言っても、初めて作ったアプリでしたので8時間ぐらいはかかりましたが…。
“散剤→錠剤”ボタンで画面遷移をさせるのに手間取りましたが、今のxcodeのバージョンだと一発で作れますね…。
粉砕指示が来ている処方箋などでよく使っています。
画面でも例として載せていますが、フロセミド細粒4%やポリフル細粒83.3%なんかの計算の際は楽ですね。
その次に作ったのが日数計算機。これは本当に重宝しています。
特に在宅患者などでは、「明後日まである薬を6/23まで出したいけど何日分必要?」といった指示が電話で来ることがありますので、よく使っています。
左側は日数の足し算と引き算。その日を含めた計算です。右側は日にちの差ですね。カウントダウンにも使えます。
このアプリケーションではスタートの日付入力をDatePickerという方法で行っています。くるくるーっと回るやつですね。しっかりと閏年まで計算してくれるので使いやすいです。
こちらはセンノシド換算表のアプリケーション版です。
web版では以前つくったセンノシド換算計算機のアプリ版です。
web版もjavascriptで作成しているため、リアルタイムで入力と同時に計算されますが、こちらのアプリケーション版も計算ボタンを排除してリアルタイムでの計算をさせています。
あまり使うことは無いですが、携帯アプリはwebと同じものをネット非接続で使用できるのがいいですね。
リアルタイム計算ということで、オピオイドスイッチングの換算表も作ってみました。
お試しだったので経口のみですが、DatePickerのように登録文字列をロールして選択し、数字を入力すると自動計算で他のオピオイドの換算値が表示されます。
自動計算にしているため、モルヒネ200mgにするとトラマドール1000mgと規格外な数値が出ます。
これはそのうち、注射や座薬、貼付剤も絡めて作り直したいですね。
ただひたすらに面倒だったのがクロルプロマジン換算表です。
これもオピオイド換算表と同じような動きはしていますが、ひとつの数字が全体に影響し、最終的に合計値を表示します。数字が入力されるごとに他の入力欄から値を取得して合計値を出しています。まだ使い所は無いですが、学ぶことは多かったです。
と、いろいろ作っている最中ですが、swiftやxcodeの使い方も素人に毛が生えたレベル程度にはわかってきましたので、今後も何か面白いものを作っていきたいですね。
そういえば、PHPとSQLを用いた論文評価データベースや、処方薬妥当性評価データベースなんかも作っていたことがありますが最近はずっと頓挫していましたので、そちらもどうにかしていきたいです。
作れるかどうかは時間と技術と体力と気力に相談ですが、「こんなのがあったら便利」、「こんなアプリがあれば面白そう」というのがあれば、Twitterからでもメールフォームからでも、いつでもお声掛けください。
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